なんて愛のあるコメディなんだ!?
こんにちはDaichiです。
本日もしろねこ先生をお読みくださりありがとうございます。
最近、仕事の影響でさっぱり更新できていませんでしたね。今日からまたゴリゴリ書くぞ!
最近エアープランツだったり観葉植物にハマったりで、我が家のベランダがグリーン軍団に侵食されつつある今日この頃。プランツを買ってきて以来2,3か月は立ちましたが、定期的な水やりのおかげか、元から生命力があるだけなのか、未だに皆元気に育ってくれています。特にテクトラムはいつもモフモフで今一番のお気に入りです。
東京の9月は残暑残暑。東京駅丸の内前、人の波が寄っては返す休日の昼、少し早く着きすぎたため暇つぶしと涼も兼ねて丸善で本を物色。この本屋は就活時代からお世話になっていて、品数の多さと取り揃えてある本がビジネス・大人向けの凝った本が多く、勉強にも暇つぶしにもなるお気に入りの場所。もう何時間居ても飽きないだろうというくらい本棚から本棚へと縦横無尽に探検中、ややむさ苦しい絵柄ながらも面白そうなタイトルの本を発見。それは室内グリーンの魅力に片足を突っ込んでしまった僕に非常に刺さるタイトルでした。
というわけで、それが今回ご紹介したい、”いとうせいこう”さんの『ボタニカル・ライフ』なんですね。
一言で感想を言うなら「面白すぎて、笑いが止まらない~!!」
と、なるようなコミカルなベランダ園芸日記でした。きっと、”いとうせいこう”さん自身はいたって真面目に書いているのですが、いとうさん独特のベランダ園芸観やなんだか笑える”いとうせいこう節”、そして植物へのひたむきで捻くれた彼なりの真摯な愛情が、この本を味のある一冊に昇華しているのだと思います。
共感しっぱなし、始まりは”いとうせいこう”さんのベランダ園芸日記

ブックカバーは依然ご紹介した、エンダースキーマのミントグリーン・ブックカバー
「わかるわかる!!」
夏の炎天下地獄に冬の底冷えコンクリート。ベランダほど植物を育てるのに過酷なスポットもないんじゃないかってくらい。それでも、植物成分が欲しくなる。生活にグリーンを取り入れたくて、ついつい買い足しちゃう。そして枯らしちゃう。一日水をやり忘れただけなのに!この無限連鎖から解き放たれる日はやって来るのか。
片手間にエアープランツを育てている僕にはすごく共感。いとうさんの植物へのぶっきらぼうだけれど、ひた向きな愛を感じる文章は読んでいてワクワクするんですよね。
都会のボタニカル・ハードボイルド

いとうさんは自身をベランダーだったりボタニカル・ハードボイルドと名乗っているんです。どうも園芸家やガーデナーのほんわかとしたイメージが合わなかったとか。
カッコいいじゃないですか「都会のベランダー」って。是非流行らせましょう。
水やりもかなり適当。枯らしてしまったら仕方なし(と言いつつかなり落ち込む)。土とかき混ぜて次の植物の糧にしてと。某テレビの園芸教室の先生が見たら顔を青くしちゃいそうな、大胆というかガサツというか。そんな失敗をもろともしない姿が、逆に清々しくさえ感じるんですよね。
目指せ、ボタニカル・ベランダー!

9月も終わりに近づき、植物にも人間にも動きやすくなってきた季節。土を変えたりするにもこの季節なんですよね。
秋風に乗って近所の金木犀の良い香り。ブログもプランツ生活も新たな気持ちで再始動!
プランツを育てていると継続の力の大切さがしみじみ感じられるんですよね。僕のブログも元気に育って欲しいなと。だからブログもプランツも継続なんですよね。とりあえず、続けることそれが大事。
それではまた。
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